Martin Odersky と Haoyi Li による Scala の進化方針を示した公式ブログ記事(2025-03-24)。安定性だけでは主流言語と競えないため進化を続けるべき、という立場から言語・ツール・ガバナンスの方向性を示す
- 言語の二軸: 安全性の向上(capture checking・explicit nulls・safe initialization)と利便性の向上(enums・optional braces・named tuples)を両立させる
- ビルドツール: Scala CLI が 3.5.0 以降デフォルトランチャー化、Mill が伸長、sbt 2.0 でリモートキャッシュ導入。長年の断片化に「トンネルの出口が見えた」とする
- ガバナンス: コア言語は Scala Center(EPFL)、Metals / Scala CLI / Scala 3 LTS は VirtusLab が担う。JetBrains が Scala Center の advisory board に参加
- 明確に退けた案: フレームワーク統合(Akka→ZIO→Kyo と多様であるべき)と機能凍結(凍結は言語を殺す)